密を避けるため、小さい子どもたちから順に三部に分けて開催されたおさらい会。中高生の出演する第二部から見に行った私は、彼女ら彼らの成長ぶりに目を見張り、心打たれ、危うく大人を見るのを忘れるところでした(忘れず見ました)。
まずは高校生の二人が踊るラ・フィーユ・マル・ガルデ。たった一年の間に二人の踊りはすっかり大人のそれになっていて、バレリーナとバレエダンサーでした。美しく、そして、とびきり楽しそう。笑みを含んだあたたかいアイコンタクトや、性別を超えたフラットな雰囲気は、このスタジオで幼い頃から一緒に習ってきた同級生で幼馴染だからこそ。プロの公演でだって、こんなに楽しそうに踊るパドドゥはなかなか見られません。
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大人バレエの世界
いくつになっても憧れる華やかなバレエの世界。アラフォーからバレエを始めた著者による、楽しく、たくましく、哀しくもおかしい“大人バレリーナ”の日常。
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