幡野広志さんの新刊『他人の悩みはひとごと、自分の悩みはおおごと。#なんで僕に聞くんだろう。』が発売となりました。
ウェブメディアcakesでの人気連載「幡野広志の、なんで僕に聞くんだろう。」の書籍化の第2弾です。
~2019年&2020年上期 もっともも読まれた記事1位!~
好評だった第1弾『なんで僕に聞くんだろう。』以後、いっそう複雑な相談や深刻な相談が届くことが増えました。それぞれの相談に、ひとつひとつ、幡野さんが丁寧に答えています。
この人生相談のファンはたくさんいます。「相談者と幡野さんの往復書簡のようだ」と言ってくださった方や、「毎回の回答が、まるで短編小説のようだ」と評して下さった方もいます。
今回、糸井重里さんが、帯に推薦文を寄せてくださいましたので、こちらで公開いたします。
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ことばに撃たれて、生き返る。
幡野さんは、ぼくらを唸らせようと思って、
この原稿を書いているのではない。
ただただ、相談してきた人とまっすぐに向かいあって、
照準を合わせ、ことばの銃爪(ひきがね)を引くのだ。
撃たれた人は、なぜか、そこから息を吹き返す。
読んでいるぼくらも、いっしょに撃たれて、
息が戻ってくるのを感じる。
(糸井重里)
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あなたも本書で、撃たれてください。
他人の悩みはひとごと、自分の悩みはおおごと。 #なんで僕に聞くんだろう。
多発性骨髄腫という難病で余命宣告を受け、現在も闘病中の写真家、幡野広志さん。そんな幡野さんの人生相談集『なんで僕に聞くんだろう。』は、「cakes」連載時から年間でもっとも読まれた記事に輝くなど、大きな反響を呼びました。今回ご紹介する『他人の悩みはひとごと、自分の悩みはおおごと。』は、その続編。家族のこと、恋愛のこと、将来のこと、病気のこと……。私たちの背中を押してくれる、幡野さんの優しく力強い言葉を、ぜひ味わってみてください。