
生き方
ぼくにとって今年はどうやら、別れの年のようです。
愛犬が逝って3週間余り、この原稿を書いている三日前、ぼくの母が逝きました。
担当編集者である竹村さんから、いろいろ大変でしょうから連載をお休みしてもいいですよ、とご連絡を頂きましたが、ぼくにとって書くことがむしろ悲しみの昇華のための作業であり、逝った大切な存在への供養でもあると考え、原稿に向かっております。
この文章を書き終えたら、母を荼毘に付すため、すぐに出かけなければなりません。
それでは、今回のご相談です。
日々を丁寧に慈しみながら暮らすこと。食事がおいしくいただけること、友人と楽しく語らうこと、その貴重さ、ありがたさを見つめ直すために。
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