12月7日、神宮球場で今年も12球団合同トライアウトが行われた。このニュースがスポーツ新聞の1面トップを飾ったのは、かつて阪神、大リーグ、日本ハムで活躍した新庄剛志(48歳)が参加したからだ。
今年のトライアウトに参加したのは、NPB復帰をめざす元選手ら4人と戦力外通告を受けた選手たちだが、48歳の新庄はもちろん最年長だった。
毎年行われるトライアウトは、各球団から「もう使えない」と解雇された選手が、「自分はまだやれる。まだやりたい」と挑戦する最後のチャンスである。そんな舞台に、14年間野球から離れていた新庄が突然参加したのは冷やかしとしか思えない。
そして試合形式のシート打撃でただ1人タイムリーヒットを打ったからといって、「球界にカムバックするかもしれない」と1面トップの大ニュースにするのはおかしいのではないか。
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