月間600万PVの大人気ブロガーDJあおいさんが、幸せな未来を求めて何ごとも頑張り過ぎてしまうアラサー、アラフォー女性の悩みを、クイズ形式で解決していくエッセイ『結婚は「だから、好き」より「だけど、好き」。』が先日発売となりました。
問題を解いていくうちに、婚活中の方は結婚に向けて準備が整うように、結婚している方はより良い夫婦関係が築けるようになっていく1冊となっています。
穴埋め、謎かけ、あいうえお作文…結婚偏差値を上げる問題を、本書より一部抜粋してお届けいたします。あなたの結婚偏差値はいくつですか?
* * *
◯に当てはまる言葉を入れて、正しい文章にしてください。
「男に結婚を意識させるためには、◯◯の話をしろ」
正解は「未来」でした。もうそろそろ結婚適齢期なのに彼に結婚の意思があるかどうかわからない、かといって結婚をせがんで煙たがられるのも怖い。結婚を切り出すタイミングを計っているうちに悪戯に時間を消費してしまい気が付いたらもう崖っぷちの年齢。一か八かで結婚する意思があるのかないのか尋ねたところ、キッパリと「ない!」と言われてしまい、泣く泣く別れて途方に暮れる女性は多いです。
結婚願望というのはある意味生理的なもので、それは出産リミットと関係しているものなんですね。子孫繁栄は本能的な願いであり、リミットが近付くにつれて結婚願望が大きくなるのは健全なことなのです。
しかし女性のリミットより男性のリミットの方がずっと先にあるものなので、同世代と付き合っているとそのギャップが生じてしまい、女性は結婚を意識しているのに男性は全く考えていないということが起こってしまうわけです。
では男性に結婚を意識してもらうためにはどうしたらいいのか。あからさまに「結婚」というワードを出すのは160キロの剛速球を投げ付けるようなもので、そんなことをしたらかえって警戒されてしまう可能性があります。
まずは外角低めを狙って近未来の話で「未来」を意識付けることが重要です。「来年は◯◯歳だね」とか「来年は◯◯に旅行しよう」とか、目線を未来に向けさせて様子を窺ってください。二人の未来を意識付けるだけで、結婚に前向きになってくれる男性は結婚を意識し始めます。1年後2年後3年後と徐々に未来の話を広げていくことで必ず「結婚」というワードが出てくるでしょう。結婚する意思のない男は女性に対して少なからず罪悪感がありますので、未来の話はわりと敬遠しがちです。素っ気ない態度で生返事をしたり、話をすり替えて逃げたり、わりとわかりやすい形で未来の話を敬遠する傾向があります。
そういう男性は「結婚は人生の墓場」と思っているタイプなので、早めに別れた方がいいでしょう。結婚は人生の墓場かもしれないけど、墓場暮らしも案外いいものです。夜は墓場で運動会ですからね(意味深)。