2020年は本当に、信じられないくらい、ありえないほどあっという間だった。
記憶がほとんどない。
本当は2020年は、わたしにとってとてもとても充実した年になるはずだった。
一月に小説を上梓した。しかも二冊。一冊は自分が関わった映画のノベライズ。もう一冊は、本当に本当に久しぶりに書きあげたオリジナルの恋愛小説。とても大切にしたい作品だ。この小説で朗読劇をやりたいと思っていた。
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愛の病
恋愛小説の名手は、「日常」からどんな「物語」を見出すのか。まるで、一遍の小説を読んでいるかのような読後感を味わえる名エッセイです。