
生き方
読み終えたとき、本のなかに漂う静けさが、自分の中からも溢れ出てきて、どうしようもなく悲しくなった。読後すでに数ヶ月経っているのに、今もふとした瞬間にその時の感覚に引き戻されることがあるのはどうしてだろう。
北海道東部の架空の町、枝留を舞台に、添島家の一族三代と周りの人々が描かれる。助産婦の祖母と薄荷工場勤務の祖父。釣りと北海道犬を飼うことが趣味の父と、専業主婦の母。姉の歩と弟の始。そして隣の家に暮らす、いずれも独身の父の三姉妹。祖母の幼少期から、始が五十代になる現在まで、およそ百年間の出来事が、時空を行き来しつつ様々な目線で語られる。
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