猫好きのみなさまお待ちかね! 石黒由紀子さんの『猫は、うれしかったことしか覚えていない』と、山田かおりさんの『猫には嫌なところがまったくない』が、文庫になりました!(やったー! にゃーにゃー!)発売を記念して、勝手に「幻冬舎ねこ文庫」特集をお送りします。
記念すべき第1回は、それぞれの本に登場する、愛猫さんたちをご紹介。猫好きさんもそうでない方も。猫がいかに、幸せで愛しい生き物なのか、いかにやわらかくてふわふわなのか、楽しんでいただけましたら幸いです。
梅干しの種、食べちゃいました
まずは「コウハイ」。
石黒さんちの猫です。雑種です。オスです。
「センパイ」もいますが、そちらは豆柴です。犬です。メスです。
ある日家に転がっていた梅干しの種を誤飲してしまいました。手術後またけろっと復活しましたが、
「誤飲した子はまた誤飲するから気をつけて」とお医者さん。なぜなら「猫はうれしかったことしか覚えてないから」。
その言葉は石黒さんの心の中にずっと住み続けることになり、そして本のタイトルとなりました。
本の中には、「コウハイ」だけでなく、いろんなお家のいろんな猫たちが登場します。(パリ帰りの月子さんとか、豚肉たべちゃったセナとか、恩返しするキジオとか他にもたくさんたくさん……。)
仲良くないけど一緒の二匹
今度は山田さんちの猫です。
ボスの”CP(チャッピー)”と、子分の”のりやす”です。
二匹は大して仲良くないけれど、山田さんを朝起こす時だけ協力します。
山田さんは猫好きです。山田さんのお母さんも猫好きです。
お母さんの名言が「猫には嫌なところがまったくないわ」です。それがタイトルとなりました。
猫の数だけ個性があって、猫の数だけ物語がある。
寒い2月に、みなさんの心をほわほわ温めるねこ文庫特集、次回を乞うご期待!
幻冬舎ねこ文庫?発売記念特集
猫と暮らせば毎日がちょっと幸せになる。
猫と生きれば人生がとっても楽しくなる。
猫すきさんも、そうでない人も。
読んだら心がふわふわ柔らかくなる、幻冬舎ねこ文庫の特集です。