投稿サイトnoteの人気連載が一冊になった、レシピ集『冷蔵庫にあるもんで REIZOKO NI ALMONDE』。
掲載されているのは、背伸びしなくても、幸せな気持ちにしてくれるお料理の数々。
ところで家で食べるチャーハン。皆さんはどうしてますか?
冷凍食品にも美味しいものがいろいろあるし、ごはんに入れて炒めるだけで美味しくできるレトルトなんかもあるけど…。
でも、本格的なチャーハンの味を、背伸びせず、”冷蔵庫にある”ような食材で実現できたら!?
これは、一度食べるとやみつきです♬
うま味と清涼感がたまらない「ホタテのパセリ炒飯」
パセリ入りのチャーハンを食べたのは、4年前の上海のホテルでのこと。
席に案内されると、真っ白なテーブルクロスに、光沢のある糸でセンスよく刺繍がほどこされていた。
チャーハンを頼むと卵は白身だけで具はホタテとねぎ、そしてグリーンの鮮やかなパセリ。忘れられない上品な味。
材料 ふたり分(調理時間:30 分)
・ボイルホタテ……60g
・ハム……2枚
・長ねぎ……1/2 本
・パセリ……1枝
・卵……2個
・ご飯……茶碗2膳分(大盛り)
・サラダ油……大さじ2と1/2
・塩……小さじ2/3
・黒こしょう……少々
・うすくち醬油……小さじ2
・ごま油……小さじ2
作り方
(1) ボイルホタテは手でほぐす。ハムは5㎜角に切る。長ねぎ、パセリはみじん切りにする。
(2) フライパンにサラダ油と長ねぎを入れて、弱火で香りが出るまで炒め、小さじ1杯分の油を取りおく。
(3) 卵を溶いてフライパンに入れ、半熟状にし、端に寄せる。
(4) 卵のない部分に、❷で取っておいた油とご飯を加えて軽くほぐし、卵を上にのせる。
(5) 卵を切るように、ご飯と混ぜながら炒める。
(6) ほぐれてきたら、ボイルホタテ、ハムを入れて炒める。
(7)塩、黒こしょうを加えて炒める。
(8)うすくち醬油を鍋はだに入れて炒める。
(9) パセリとごま油を加えて炒める。
つぶやき
中華料理が恋しい。台湾や上海に行って、思う存分中華を食べたい。
「そうだ! 家中華をしよう」。
少し大変だけど、餃子は皮から作って、青椒肉絲のピーマンの千切りにも負けず、チャーハンも作ろう。
楽しい一日になるはず。ラーメンはどうしようかな? あんかけ焼きそばは……。
困った。食べたいものがありすぎる。
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冷蔵庫にあるもんで
たまねぎ、じゃがいも、さば缶、ベーコン……
今日は“あの食材"を、主役にしてあげよう。
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背伸びをしなくても、食卓がスペシャルになる料理のアイデア、さしあげます。
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