投稿サイトnoteの人気連載が一冊になった、レシピ集『冷蔵庫にあるもんで REIZOKO NI ALMONDE』。
掲載されているのは、背伸びしなくても、幸せな気持ちにしてくれるお料理の数々。
緊急事態宣言のゴールデンウィーク特集その3は、「おうちでチヂミ」。
チヂミを家で作ったことのない人、結構いるのでは?
韓国の家庭料理ですから、一度作ってみると、実はいろんな食材が合うってことがわかるはず。
ということで、今回は「ごぼうと人参のチヂミ」をご紹介。
きんぴらだけじゃ、本当にもったいない。「ごぼうと人参のチヂミ」
ごぼうと人参を使って、チヂミを作ります。
ポイントは、材料を先に炒めて、余分な水分を飛ばすこと。
味がギュッと凝縮して、野菜のうま味がたっぷり詰まったチヂミの出来上がり。本場のように青唐辛子をかじりながら食べるのもgood です。
材料 ふたり分(調理時間:20 分)
・ごぼう……1/2 本
・人参……1/4 本
・塩……ふたつまみ
・サラダ油……大さじ3
・ごま油……大さじ1
〈A〉
・小麦粉……大さじ2
・片栗粉……大さじ2
・水……大さじ4
これぞ万能「チヂミのたれ」の材料(作りやすい分量)
・玉ねぎ……1/2個
・醬油……大さじ4と1/2
・砂糖……大さじ3
・水……大さじ2
・酢……大さじ3
これぞ万能「チヂミのたれ」の材料作り方
(1)玉ねぎは、皮と芯をとって1㎝角に切る。
(2)鍋に醬油、砂糖、水を入れて一煮立ちさせる。
(3)保存容器に玉ねぎを入れて、熱い❷を注ぎ、粗熱が取れたら、酢を加えて軽く混ぜる。
◇保存は、冷蔵庫で1週間。
◇その日から、おいしく食べられますが、翌日からが最高です。
作り方
(1) ごぼうは、洗って斜め薄切りにしてから千切りにし、水につけてアクをぬく。人参は皮をむいて千切りにする。
(2) 小さめのボウルに〈A〉を入れて、よく混ぜる。
(3) フライパンにサラダ油を半量温め、❶を入れて、塩を振ったらしんなりするまで炒める。
(4) ❸の形を丸く整え、❷を全体にかける。
(5) まわりに焼き色がついたら、上下を返し、残りのサラダ油をまわりに注いで焼く。
(6) 上下を返して、ごま油を注ぎ、強火にしてカリッと焼く。裏面も同様に焼く。
(7) 食べやすい大きさに切って、お皿に盛り付け、〈これぞ万能「チヂミのたれ」〉を添える。
つぶやき
「材料は他にも〇〇でもおいしく出来上がります。」と書こうとしました。
“材料は他にも、じゃがいもや、アスパラ、パクチー、キャベツ……”「あっ、チヂミって、なんでも合う!」
アレンジしようと思った日。
ヒントは「かき揚げ」で使う材料なら、なんでもおいしいチヂミになる。
枝豆がおいしい季節になったら、「枝豆と貝柱とねぎのチヂミ」と、金色のシュワシュワなんて、最高だと思います。
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ほかにも、たくさんのレシピが、『冷蔵庫にあるもんで REIZOKO NI ALMONDE』に掲載されています!ぜひ、お手に取てください。
冷蔵庫にあるもんで
たまねぎ、じゃがいも、さば缶、ベーコン……
今日は“あの食材"を、主役にしてあげよう。
「さて、何を作ろっか? 」を楽しくするレシピ91。
昔ながらの「肉じゃが」、ご飯釜が空になる「さば缶ふりかけ」、出汁パックで「梅だしにぎり」、夢の合体「ミートポリタン」、冷凍食材でも大丈夫「シーフードピラフ」、きんぴらを進化させた「ごぼうと人参のチヂミ」、中華&和で「ルーローしょうが焼き飯」、昼下がりのおつまみ「サラミと長ねぎのオーブン焼き」……おなじみの素材で、"家庭料理“から“ちょっとお店(カフェ)っぽい料理"まで。
背伸びをしなくても、食卓がスペシャルになる料理のアイデア、さしあげます。
《材料からメニューを選べる「材料さくいん」つき》