これまで語ることのなかった、壮絶な生い立ちや芸能界での葛藤……。情報解禁後、ネットを中心に大きな反響を呼び、発売前重版も決まった、吉川ひなのさんのエッセイ『わたしが幸せになるまで』が2021年5月13日、刊行されました。
幻冬舎大学では刊行を記念し、5月16日にオンラインでトークイベントを開催。本書内でもひなのさんと対談された執筆家、四角大輔さんにも登場頂き、エッセイに込めた思いや、お二人が体現するオーガニックな生活などについて語って頂きました。
ハワイにお住まいのひなのさん、ニュージーランドの湖畔で持続可能な暮らしを営む四角さんとオンラインでつながっての今回のイベント。自然が大好きというお二人ですが、四角さんはひなのさんと初めて会ったとき「女版の俺がいる」と思ったほど、価値観が合ったそうです。
「この本に書かれている(ひなのさんの)ライフスタイルを読んで、俺はこんなこと知らなかった、ここまでいきつけなかった、ということがいっぱい書いてあった」と、本書の感想をお話になった四角さん。お二人が自然とどのように付き合いながら生活されているのかについても、ご紹介頂きました。
また、本書は冒頭に収録されている、「人生の豊かさについて」というエッセイを発売前にネットで公開したところ、大きな反響を呼びました。
四角さん自身も「読んで、びっくりした。思いがあふれて(ひなのさんに)LINEしちゃった」というこのエッセイ。執筆された経緯について、ひなのさんは「子育てや暮らし方について半分くらい書き終えたときに心境の変化があったんです。私がどういう人間なのか、いままで曖昧にしてきてしまったものを、ちゃんと聞いてもらおうと思った。こんなに言えるようになった自分の変化が大きく、とてもすがすがしかった」と語りました。
沢山の愛を送ります!
視聴者の方々からのご質問もたえず、時間を大幅に超過してしまうほど盛り上がった本イベント。最後にひなのさんから、いま、この瞬間に悩みを抱えている方に対してのメッセージもありました。
「悩みのさなかにいると、いろいろなことが苦しく辛く感じられてしまうけど、必ずそのなかにも希望ってあります。受け入れられないくらい苦しいことも、一回抱きしめてあげて。自分とまっすぐ向き合って、許してあげて。次にいけるものを自分に与え続けて。沢山の私の愛を送ります」
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幻冬舎大学では、本イベントのアーカイブを5月31日16時まで販売致します。
お見逃しになられた方も、お二人の素敵な考えや暮らし方に触れてみてください。