
生き方
原稿を書くときは大抵、身の回りで起きた嫌なこととか、見かけた他人の気になる言動を元に考えている。「どうして嫌だったんだろう?」とか「なんで疑問を持ったんだろう?」ってことを考えていくうちに、一本のコラムが完成するのだ。
さて、今月はどんなことがあったっけなと思い出し作業を始めて三週間が経った。何も思い出せない。絶対に何かはあったはずなのに、誰の顔も、どんな場所も浮かばなかった。なんでだ! 色々あっただろ。なのに、夢の中でうまく走れないときみたいに頭が働かない。どうしてだろう。
相手にとって都合よく「大人」にされたり「子供」にされたりする、平成生まれでビミョーなお年頃のリアルを描くエッセイ。「ゆとり世代扱いづらい」って思っている年上世代も、「おばさん何言ってんの?」って世代も、刮目して読んでくれ!
※「キリ番」とは「キリのいい番号」のこと。ホームページの訪問者数をカウントする数が「1000」や「2222」など、キリのいい数字になった人はなにかコメントをするなどリアクションをしなければならないことが多かった(ex.「キリ番踏み逃げ禁止」)。いにしえのインターネット儀式が2000年くらいにはあったのである。
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