『小説幻冬』で2020年7月号から2021年6月号まで連載された上野千鶴子さんと鈴木涼美さんの「往復書簡 限界から始まる」が、単行本『往復書簡 限界から始まる』として、7月7日に発売されることになりました。
連載が始まるやいなや、二人のあいだに漂う緊張感と本質をつく言葉の応酬に多くの注目が集まりました。
テーマは、「エロス資本」「母と娘」「恋愛とセックス」「結婚」「承認欲求」「能力」「仕事」「自立」「連帯」「フェミニズム」「自由」「男」。
なかに、「巨人の肩の上に乗る」という表現が出てきます。後から来る人は、先に歩いた人の「肩の上に乗る」特権があり、それを使わない手はない、というメッセージです。本書を読むことは、まさにお二人の肩を借りて、視界を広げるような体験だと思います。
7月7日の発売をどうぞ楽しみにお待ちください。
往復書簡 限界から始まる
7月7日発売『往復書簡 限界から始まる』について
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