全国の数局で放送されてたラジオ番組「クニ河内のラジオ・ギャグ・シャッフル」の放送作家兼、クニさんのアシスタントとして、週に一度の収録が決まりました。クニさんは、コマーシャルソングの大家で(オオヤじゃないですよ、タイカです)、「ピッカピカの一年生」「ブールドッグ・ソース」など、ヒットもたくさんあり、世界歌謡祭では「透明人間」でグランプリも受賞。誰に対してもいばらず、いつもひょうひょうとしているクニさんを短くモノマネするとしたら、「あ、そうね」のヒトコトです。博多弁で(そうなんですね、理解しました)という意味なのですが、ほぼこの言葉で会話が成立しておられます。照れ屋でありながら、人を否定せず、またダジャレが好き。いつか田辺エージェンシーの田辺昭知さんが、クニさんに作曲を依頼し、「もうちょっと曲を色っぽくしてほしいんだよね」と再度発注すると、クニさんは「わかりました~」と返事をし、次回「これでどうでしょう?」と出したのは、ピンク色の譜面だったという話があります。音楽家としての意地だったのか、単にイタズラだったのか。たぶん後者です。
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