「がんは、人生の寄り道」
大河ドラマ「真田丸」執筆中に前立腺がんの手術をした脚本家・三谷幸喜さん。その体験から「前立腺がんって実は、まったく怖くない」と実感、「前立腺がんのイメージを変えたい」と主治医・頴川晋先生(東京慈恵会医科大学泌尿器科主任教授)との対談本が実現しました。
タイトルは『ボクもたまにはがんになる』。10月27日の発売です。
「がん」にまつわる対談といっても、コメディ専門の脚本家と穏やかで頼もしい主治医によるお話は、笑い成分が多めの話題が縦横無尽。楽しく読んでためになり、がんについて安心できる知識が身につく内容です。
まえがきを一部抜粋します。
僕はコメディ専門の脚本家です。自分の作品で誰かの人生を変えようとか、 そんな大それたことは思ったことがありません。これまで、なるべく人に影響を与えないように生きてきた僕ですが、今回ばかりはちょっと違う。この 本をひとりでも多く、前立腺がんの患者さん、そしてその家族の皆さんに読んでもらいたい。そしてホッとしてもらいたい。それが僕に与えられた使命、そんなことすら思っています。だからちょっと僕らしくないけど、思い切ってこんな本を出すことにしたわけです。
がんになった人も、気になる人も、その周囲の人も。この本を読んで安心してください。
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