小説幻冬11月号発売！澤村伊智さん『怖ガラセ屋サン』刊行記念ほか幻冬舎編集部

 

日々、秋が深まる今日この頃。読書の季節ですね。本日10月27日、小説幻冬11月号が発売となりました。

今月はおばけ！？　なオニくん。澤村伊智さんの新刊『怖ガラセ屋サン』のカバーイラストとともに、少し不穏な雰囲気です。内容を少し、ご紹介します。

 

★『怖ガラセ屋サン』刊行記念、澤村伊智さんを特集！

映画化もされたデビュー作『ぼぎわんが、来る』以来、新作が出るたびに「怖い！」と読者を震え上がらせてくれる澤村伊智さんの新刊『怖ガラセ屋サン』が発売中です。

誰かを怖がらせてほしい。戦慄させ、息の根を止めてほしい。そんな願いを叶える不思議な存在「怖ガラセ屋サン」が“恐怖を馬鹿にする人たち”を次々に闇に引きずり込んでいく物語です。

今作のきっかけは、担当編集による「結局、一番怖いのは人間じゃないですか」という言葉だそう。そんな執筆の裏側を語っていただいたインタビューと、全国の書店員さんから届いた悲鳴、さらには第一話の全文も掲載しています。ぜひぜひ、澤村さんの恐怖の世界を堪能していただけると嬉しいです。

 

★話題沸騰『二人の嘘』、人気TikTokerけんごさんの特集も

罪を裁いた者と裁かれた者の恋を描いた一雫ライオンさん『二人の嘘』が話題です。大ヒットを記念して、発売直後の6月に読んでいただき情熱的なポップを書いてくださった、ブックジャーナリストの内田剛さんと、一雫さんの対談を掲載しています。2章、3章の特別試し読みもありますので、ぜひご覧ください。

「最近、TikTok発で本が売れている」という話を聞いたことはありませんか。なかでもけんごさんの人気は絶大なもので、数々の小説を重版に導いています。本誌のブックデザインも務める人気装丁家の松昭教さんが、どうすれば本の魅力をより多くの人に届けられるか、聞きました。どのような思いで日々小説を紹介されているのか、学びある対談です。

 

★小説も読みごたえたっぷり！

深町秋生さん「ファズイーター」は最終回。ヤクザも警察も関係なく我が道をゆく八神瑛子の芯のあるかっこよさが際立ちます。「ヤクザが消えたとしても、組織犯罪は永遠に不滅」と語る中国人マフィアのボスの言葉に、瑛子の活躍もまだまだ続くのではと、期待が膨らみます。

BL界の名手・和泉桂さんによる書き下ろし「まぼろしの星」は、将棋会館に弁当の出前をする小料理屋の店主が主人公。毎回同じ弁当を頼んでくれる推し棋士の存在を知り……。人を応援することの表と裏が感じられる作品です。

 

今月も盛りだくさんでお届けします。秋の夜長のおともに、ぜひお手に取っていただけるとありがたいです。

 

 

★読者プレゼント

小説幻冬11月号を3名様にプレゼントします。

菊池良さん「ニャタレー夫人の恋人」は古典の主人公を猫にした創作。今月は『トム・ソーヤーの冒険』を下敷きにした物語です。毎回、五島夕夏さんのイラストもキュート。ぜひイラストと一緒にお楽しみください。

ご応募お待ちしております。

※11月26日(金)23:59締め切り

※よろしければメッセージ欄で下記のアンケートにお答えください（任意）

1.好きな作家を教えてください

2.これまでに「小説幻冬」を読んだことがありますか？

3.（上の質問で「ある」と答えた方）今までに読んだ「小説幻冬」掲載作品の中で面白いと思った作品（読切含む）を教えてください（複数回答可）

4.1ヶ月に何冊本を読みますか？

5.読みたい小説のジャンルはありますか？

6.「この作家の連載が読みたい！」という人がいたら教えてください