単行本とはまた違う、「あけわか」の世界観
11月17日に発売を控えた、カツセマサヒコさん『明け方の若者たち』の文庫。
いよいよ、カバーを解禁いたします!
“彼女”と“僕”が初めて二人で過ごしたクジラ公園のクジラが、まるで深海にいるかのような不思議な写真を使ったデザイン。
今回も単行本のデザインも手掛けていただいたkern inc.さんによる、作品の世界観をくみ取った、素晴らしいカバーになりました。
著者のカツセマサヒコさんからは
「デザインは単行本の時に頑張ったし、文庫版は同じものでもいいんじゃない?」なんて話も当然あったのです。でも、せっかく映画化されるなら単行本よりもう少し具体的なビジュアルに落としても面白いかも、とアイデアが浮かんだら止まりませんでした。kern.さんの魔法のようなデザインに脱帽しています。単行本版と並べて部屋に飾っても素敵ですし、劇場へ向かう際、コートのポケットに忍ばせてもらえたら嬉しいです。
とコメントをいただいています。
kern inc.のタカヤ・オオタさんからは
単行本版が発売されて約1年半が経ち、映画の公開が控える本作に携わらせていただくのもこれが本当に最後です。作中でも劇中でも象徴的なシーンである「クジラ公園」をテーマにデザインさせていただきました。暗闇に浮かぶクジラを照らすのは、公園の外灯? それとも沼底に差し込んだ月の光? ぜひ映画公開前の予習に手にとっていただきたいです!
とコメントをいただいています。
単行本と並べて、ぜひお手元で愛でていただけると嬉しいです。
ネット書店でのご予約はこちらから。
もちろん、町の書店さんでもご予約可能です。
北村匠海さん主演の映画は12月31日公開!
カツセさんも大絶賛の映画、あと少しで公開です。
公開館数も徐々に増えています。映画の公式HPからご確認いただけます。
是非、映画の上映を待ちながら、原作小説も手に取っていただけると嬉しいです。
明け方の若者たち
6月11日発売、人気ウェブライター・カツセマサヒコさんのデビュー小説、『明け方の若者たち』をご紹介します。
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