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残照の頂 続・山女日記

2021.11.11 公開 ポスト

ホラン千秋さんより

登山は険しいヒーリングだ――。湊かなえ(作家)

発売されたばかりの湊かなえさんの最新刊『残照の頂 続・山女日記』に、「Nスタ」のキャスターはじめ、様々なジャンルで活躍するホラン千秋さんから推薦コメントをいただきました。

*   *   *

登山は険しいヒーリングだ。
それを乗り越えた人にだけ、
山は会いたい人に会わせてくれる。
それが二度と会えない人だとしても。

ホラン千秋(タレント・キャスター・女優)

関連書籍

湊かなえ『残照の頂 続・山女日記』

亡き夫への後悔を抱く女性と、人生の選択に迷う会社員。失踪した仲間と、共に登る仲間への、特別な思いを胸に秘める音大生。娘の夢を応援できない母親と、母を説得したい山岳部の女子大生。……日々の思いを噛み締めながら、一歩一歩山を登る女たち。山頂から見える景色は、苦くつらかった過去を肯定し、これから行くべき道を教えてくれる。

湊かなえ『山女日記』

こんなはずでなかった結婚。捨て去れない華やいだ過去。拭いきれない姉への劣等感。夫から切り出された別離。いつの間にか心が離れた恋人。……真面目に、正直に、懸命に生きてきた。なのに、なぜ? 誰にも言えない思いを抱え、山を登る彼女たちは、やがて自分なりの小さな光を見いだしていく。新しい景色が背中を押してくれる、感動の連作長篇。

湊かなえ『往復書簡』

手紙だからつける嘘。手紙だから許せる罪。手紙だからできる告白。過去の残酷な事件の真相が、手紙のやりとりで明かされる。衝撃の結末と温かい感動が待つ、書簡形式の連作ミステリ。

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残照の頂 続・山女日記

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湊かなえ 作家

1973年広島県生まれ。2007年「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞。08年、同作を収録した『告白』でデビュー。12年「望郷、海の星」で第65回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。著書に『少女』『贖罪』『Nのために』『夜行観覧車』『往復書簡』『花の鎖』『境遇』『サファイア』『白ゆき姫殺人事件』『母性』『望郷』『高校入試』『豆の上で眠る』など。

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