幻冬舎新書の12月刊は1点、8日発売です。
『阪神・四番の条件――タイガースはなぜ優勝できないのか』掛布雅之
定価946円(本体860円+税)
1985年、バース・掛布・岡田の強力打線が原動力となり、初の日本一となった阪神タイガース。しかし、これを最後に頂点の座から遠ざかり、2006年以降はリーグ優勝もない。この長い不振は、「ミスター・タイガース」と呼ばれた藤村、田淵、掛布に続く「不動の四番」が現れないことに一因がある。一方の巨人は大補強を行いながらも、四番は原、松井、阿部、岡本ら生え抜き中心だ。なぜ阪神では四番が育たないのか? 自身の経験や歴代強打者との比較、ライバル巨人との関係性を通して四番打者について論じるとともに、タイガース復活への道標を示す。
掛布雅之(かけふまさゆき)
1955年、千葉県出身。習志野高校卒業。73年、ドラフト6位で阪神タイガース入団。本塁打王3回、打点王1回、ベストナイン7回、ダイヤモンドグラブ賞6回、オールスターゲーム10年連続出場などの成績を残し、「ミスター・タイガース」(4代目)と呼ばれる。85年には不動の四番打者として球団初の日本一に貢献。88年に現役を引退。阪神タイガースGM付育成&打撃コーディネーター、2軍監督、オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザーを経て、2020年、HANSHIN LEGEND TELLERに就任。著書に『巨人-阪神論』(江川卓氏との共著)、『若虎よ!』(ともに角川oneテーマ21)、『4番打者論』(宝島社新書)、『「新・ミスタータイガース」の作り方』(徳間書店)などがある。
幻冬舎新書・これから出る本
幻冬舎新書は、2カ月に1回、奇数月の30日発売です。このコーナーでは、刊行を先取りして、ラインナップや読みどころをご紹介します。
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