2008年に単行本を刊行、2012年に文庫化。正直、ベストセラーとして大ブレイクすることはなかったものの、Amazonのレビューはずっと増え続けて現在70件以上、星の数の平均は4.6! 「ベストセラーか、さもなくば死か」という昨今の厳しい出版事情のなか、6年の長きにわたり愛されてきた『ダンナ様はFBI』(田中ミエ著)が原案になったドラマができました。
■ドキュメンタリードラマ『ダンナ様はFBI~愛のミッション~』
■NHK・BSプレミアム
■2014年5月11日(日)午後10:00~11:30放送予定
■主演 田中麗奈
先日、NHK放送センターで試写会が開かれ、書籍の担当編集・コギタが行ってまいりました。「元FBI捜査官と結婚した田中ミエさんの、愛と成長とドタバタの日々を描いた国際結婚エッセイ」である原案は、刊行当初、「これ本当に実話ですか?」と多くの人から驚かれました。今回の試写で、あらためて田中さんの半生をたどったコギタの最初の感想も、「これが実話って、スゴイな」ということ。
ドラマのみどころは、30代から50代までを一気に演じきった田中麗奈さん。文字通り髪を振り乱して仕事一筋だった若き主人公が、愛を知り、家庭を育み、女性として美しく成長していく姿が感動的でした。ダーリンが主人公に伝授する、FBI仕込みのセルフ・プロデュース術も、働く女性にとっては必見です。
そして、みどころのもう1点は、実物の田中ミエさん。ドラマの合間に、田中さんが登場してダーリンとの日々を振り返る、「ドキュメンタリードラマ」というユニークな構成です。田中さんは、コピーライター&ライターとしてバリバリ仕事ができて、いつもオシャレで、明るくて気配りがこまやか。コギタにとっては、大切な著者であるとともに、お会いするたびに「こんな女性になりたい」と思う、憧れの先輩でもあります。
原案を読んでからドラマを観るのもよし。ドラマを観てから原案を読んでもよし。笑えて学べてホロっとできる『ダンナ様はFBI』ワールドを、ぜひ存分にご堪能いただけると幸いです。
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