2月21日で31歳になった。若いと思うかどうかは、これを読んでいるあなたの年齢次第だろう。
年齢ほど相対的なものはない。自分を基準に判断するしかなく、それが何歳だったとしても自分より年下だと「若い」と感じる。一方で、自分より年上の者に対しては無邪気に「年寄り」扱いしてしまう。
例えば、私の小説の師匠は今年で七十八歳になる。その彼が、八十四歳の別の人を指して「あの人は年寄りだから話が長い」と言うのだ。
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帆立の詫び状
原稿をお待たせしている編集者各位に謝りながら、楽しい「原稿外」ライフをお届けしていこう!というのが本連載「帆立の詫び状」です。