1929年生まれ、認知症になっても刻まれていたこと、それは戦争の記憶――。
※この記事は2022.04.21に公開されたものの再掲です
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この日記の連載ではちょうど1年前の2021年4月が掲載されていますが、現実の私と母は、その1年後を暮らしています。
基本的には、相変わらずの日々です。テレビを見て、新型コロナの感染者が云々というニュースを見るたびに、「何の感染者が増えているの」「コロナウイルス」「なに、それ、風邪みたいの?」「もっとひどくて、肺炎になって死ぬ」「怖いわね」という会話を毎朝、毎晩、ニュースのたびにしています。
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※連載は終了しましたが、著者への感想、コメントはしばらくの期間、こちらのフォームで受け付けています(非公開)。これまでも様々なご感想をお寄せいただき、誠にありがとうございました。
時をかける老女
91歳の母親と、33年ぶりに一つ屋根の下で暮らすことになった。この日記は、介護殺人予防のために書き始めたものである。
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