たったの(だいたい)31文字で、世界はこんなにも情けなく、こんなにもドラマチックに…!
「歌人芸人」によるフリースタイルな短歌&エッセイ本、『全員がサラダバーに行ってる時に全部のカバン見てる役割』を、ブックジャーナリストの「アルパカ内田さん」こと内田剛さんが絶賛してくださいました。
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「ほぼ三十一文字」の世界は、心を前向きに動かすいわゆるひとつの文学
1行読んで「これ絶対好きなヤツ!」とビビッときて、あっという間に読了しました。めちゃくちゃいいですね~
キラリと光るセンスが乾いた日常に潤いを与える、
10代の代弁者が尾崎豊ならば、小市民はコッチでしょう。
共感の嵐というか膝を打ちすぎて真っ赤です(痛)……
この世は「こんなはずじゃなかった」ばかりです。
自転車が倒されるのもカゴに空き缶が捨てられているのも、僕だけじゃなかったんですね。なんとなく救われます。
ジワジワ押し寄せる可笑しさで目の前の霧が微かに晴れて、生きづらいこの世の酸素がちょっぴり濃くなった気が!
華はなくても歌がある。ツキはなくても味がある。
その味は地味だけど滋味。まさに不器用に生きる僕らの応援歌。
こういう本って必要なのだと切に思います……
どんな涙も笑いに変える岡本さんはマジシャンのよう。
あらゆる感情を閉じこめた「ほぼ三十一文字」の世界は、心を前向きに動かす、いわゆるひとつの文学と感じました。
そしてマイナス×マイナスがプラスになるという、人生の真理にもさり気なく気づかされました(唸)。
また一冊、素敵な本を教えていただき深く感謝……
出合えたことがラッキーです! しっかり届けたいですね。
ーー内田剛
※「アルパカ通信」も絶賛連載中です!
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新刊『センチメンタルに効くクスリ トホホは短歌で成仏させるの』に続き、
『全員がサラダバーに行ってる時に全部のカバン見てる役割』が文庫に!
読めば読むほど、なぜか幸せな気持ちにしてくれる短歌&エッセイをお楽しみください。
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僕の不幸を短歌にしてみました(エッセイつき)
著者は、主に”不幸短歌”を詠む「日本にただ1人(たぶん)の歌人芸人」。
よく失敗する、言いたいことが言えない、反論したくても返せない、なぜ自分だけこんな目に合うのかといつも思う、自分には劇的なことが起こってくれないと嘆いて生きている……。
そんな著者から見える”世界”を、フリースタイルな短歌(&ときどきエッセイ)にしてお届け。
もしあなたが自分のことを「不幸だ」と思っているなら、「もっと不幸な男」がここにいると思ってください。
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