お腹が出てきたのを気にして、がんばって腹筋運動をしている人は多いでしょう。しかし、フィジカルトレーナー・フィットネスモチベーターの中野ジェームズ修一さんは、「腹を凹ませるために鍛えるべきは、腹筋でも体幹でもない。実は『下半身』である」と説きます。そんな中野さんの著書『なぜいくら腹筋をしても腹が凹まないのか』より、ダイエットの常識をくつがえす、もっとも効率のいい内臓脂肪&皮下脂肪の落とし方をご紹介します。
* * *
インナーユニットは鍛えるのが難しい
お腹を凹ませるために重要な役割をしているインナーユニットのトレーニングです。
さてこのインナーユニット、特に腹横筋を鍛えると腹腔の圧が高まり、分かりやすく言うとコルセットがギュッと締め付けられたような状態になりお腹は凹みます。
しかしこのインナーユニットを鍛えるのは、実はそう簡単ではありません。
インナーユニットに限らず、インナーマッスルは一応随意筋に区分され、自分の意思で動かせるものがほとんどなのですが、深層にある上にサイズが小さいため、大きなアウターマッスルのようにその部分を意識して動かす、トレーニングするといったことが非常に難しいのです。
というよりは、インナーだけを単体で動かすことはほぼ不可能でアウターも一緒に動いてしまうため、感覚がアウターにいってしまい、気づいたらアウターだけのトレーニングになっていたというケースが多いと言った方が適切かもしれません。
腹横筋のトレーニングでコツをうまくつかめずに、ほぼ腹直筋のトレーニングになってしまっているというケースは代表的な良くあるパターンです。
だから運動経験の浅い、トレーニングをほとんどしたことがない方が、インナーユニットのトレーニング方法を雑誌などで見て自己流でトレーニングしても、実際にはあまり効果を出せないことが多いのです。
とはいえ、そう言ってしまっては身もふたもありませんので、比較的筋肉を意識しやすい、コツのつかみやすいトレーニング方法を紹介します。
腹横筋を鍛える「5つのプランク」
インナーユニットを鍛えるには主に腹横筋のトレーニングを行います。「プランク」系と「サイドプランク」系の2種目があります。それぞれ自分に合った強度を選び行ってください。倍の秒数を止まっていられるようになったら強度を上げてみましょう。
※サイドプランク系は腹横筋だけでなく脊柱起立筋や腰方形筋を鍛える効果もあります。
* * *
この続きは書籍『なぜいくら腹筋をしても腹が凹まないのか』をご覧ください。
なぜいくら腹筋をしても腹が凹まないのかの記事をもっと読む
なぜいくら腹筋をしても腹が凹まないのか
お腹が出てきたのを気にして、がんばって腹筋運動をしている人は多いでしょう。しかし、フィジカルトレーナー・フィットネスモチベーターの中野ジェームズ修一さんは、「腹を凹ませるために鍛えるべきは、腹筋でも体幹でもない。実は『下半身』である」と説きます。そんな中野さんの著書『なぜいくら腹筋をしても腹が凹まないのか』より、ダイエットの常識をくつがえす、もっとも効率のいい内臓脂肪&皮下脂肪の落とし方をご紹介します。