昨年の秋頃だったかな。私にNHK「ファミリーヒストリー」のお話が来た。以前から妹にも「依頼が来たらやってよ」なんて言われていた番組。私が15歳までは父方、母方共に祖父母が4人揃っていたので、たくさん交流があり、思い出は山ほどある。
父方の祖父母は隣に住んでいたので、毎日のように顔を合わせていた。祖母は洋裁の先生で家にある作業場には生徒なのか弟子なのか、よく人がいた。ちっちゃいあさこちゃんはその作業場に行っては針に糸を通す、というお手伝いをして10円もらったりしていた。編み物も祖母に教わったのですが、どうやらそのやり方が一般的なのとは違ったようで。中学だか高校の家庭科の授業で編み物を教わった時にはもう、祖母の編み方が身体にしみついていて直せず。ただ、とにかく早く綺麗に編めるもので先生も「それでいいです」と言ってくれた。2~30代の手編みブーム(なんてホントにあったのか?)の時は好きな殿方にセーターから始まり、最終的にはジャンバーを編み上げるまでいっていた。
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