回復基調だった世界企業が7四半期ぶりに減益といったニュースも聞こえる中、日本は円安進行による物価高で、賃金も上がらず、日々の生活の苦しさを実感することも多くなってきました。しかもジェンダーギャップ指数は116位(WEF、2022)、先にはイーロン・マスク氏に「出生率が上がらなければ日本はいずれ消滅」と警告されるなど、社会的な生きづらさは外からも見透かされているようです。
いい話が聞こえてこないとつい将来にも悲観的になってしまいますが、悲観して終わりでは状況はますます悪くなるばかり。というわけで、「日本はこのまま沈むのか」と大きく出してしまった今月の特集は、沈まずに進む道を探す旅。何が起きているかの現状を冷静に教えてくれる本をご紹介しながら、将来を前向きに考えるヒントを考えられたら幸いです。
<掲載予定>
『Xデイ到来 資産はこう守れ!』(藤巻健史著)
『日本が飢える!世界食料危機の真実』(山下一仁著)
『未来の稼ぎ方 ビジネス年表2019-2038』(坂口孝則著)
『サイバー犯罪入門 国もマネーも乗っ取られる衝撃の現実』(足立照嘉著)
『世界標準のテクノロジー教養』(山本康正著)
『自分の頭で考える日本の論点』(出口治明著)……ほか、ご寄稿も随時、公開します。
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日本は本当に沈むのか
円安が進み、物価は上昇、平均賃金は約30年ほぼ横ばい、人口は減り続け、ジェンダーギャップ指数は116位(WEF、2022)、社会的不安や脆弱性も高まる中、変わらず自民党が主導する日本。企業の復活もままならず、イーロン・マスク氏の言う「消滅」の道をたどるのか。今後の日本の展望は。