自分が特に信心深いとも思わないが、神社仏閣は常に身近にあった。
神話の里・宮崎で育ち、実家は宮崎神宮まで歩いて十分ほどのところにある。宮崎神宮は「神武さま」と呼ばれ、初代天皇である神武天皇をまつった格式の高い神社である。そのためか、上京して明治神宮に参拝したとき「なあんだ、神武さまのほうが立派だな」と生意気な感想を抱いたほどだ。
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帆立の詫び状
原稿をお待たせしている編集者各位に謝りながら、楽しい「原稿外」ライフをお届けしていこう!というのが本連載「帆立の詫び状」です。