ぺヤンヌマキさんの40歳からの挑戦がますます加速中。今度は、小泉今日子さんをプロ―デューサーに、大島真寿美さんの原作小説『ピエタ』(ポプラ社)をぺヤンヌさんの脚本、演出により舞台化されます。
「ピエタ」
2019年直木賞を受賞した大島真寿美が史実を基に描いた作品。18世紀のヴェネツィアを舞台に作曲家ヴィヴァルディを取り巻く女性達の姿を描き、2012年本屋大賞第3位に選ばれた。美しい音楽が流れるヴェネツィアで力強く運命と向き合った女たちの儚くて切ない人間賛歌。
<STORY>
18世紀、爛熟の時を迎えた水の都ヴェネツィア。『四季』の作曲家ヴィヴァルディは、孤児を養育するピエタ慈善院で〈合奏・合唱の娘たち〉を指導していた。
ある日、教え子のエミーリアのもとに、恩師の訃報が届く。一枚の楽譜の謎に導かれ、物語の扉が開かれる――。
小泉今日子さんコメント
2020年、新型コロナウィルス第一波の混乱の中、数多の舞台作品が公演中止を決断し、幻と消えていきました。asatte produce「ピエタ」もその一本です。「ピエタ」舞台化は会社設立時から叶えたかった夢のひとつでした。
18世紀のシスターフッドであるこの物語を、信頼する友人ペヤンヌマキさんとタッグを組んで作れるなんて!なんと嬉しく頼もしいことでしょう。まだまだ先ですが、嬉しさのあまり発表させて頂きます。
ペヤンヌマキさんコメント
小泉今日子さんが長年温めてきた「ピエタ」舞台化の脚本と演出を任せていただけるなんて、私はなんてラッキーなんだと思い続けて時が経ちました。当初予定していた2020年は延期になってしまいましたが、私の中でラッキーは続いています。原作の大島真寿美さんの小説『ピエタ』は18世紀ヴェネツィアが舞台です。孤児、貴族、高級娼婦という身分や立場の違う女性たちが導かれ絆を深めていくという物語は、私がこれまで描いて来たテーマにも相通ずるとおこがましくも思っております。
小泉さんの思いが詰まった舞台が、2023年夏、ついに実現します。お楽しみに!
はい、続報をお待ちしますね!