鬱くしい食卓浜崎容子（アーバンギャルド）

少女、病、死などを題材にした毒々しい歌詞を、軽やかなメロディーに乗せる独自の音楽性と、高いファッション性から国内外で注目される「トラウマテクノポップ」バンド、アーバンギャルド。そのボーカル浜崎容子さんに新アルバム「鬱くしい国」リリース前後の食をご紹介いただきます。"食事は口から摂るもの"という概念を覆す、歌姫の食卓とは。

6/12

昨日がバンドリハで一日スタジオだったために解放感を求めてカフェへ。
アフタヌーンティーは実家のある兵庫県に住んでいた頃から利用していたカフェ。
（宝塚店によく行っていた）
読書などもしつつ過ごす。
一人で過ごす日は基本的に一日一食や、何も食べない日もあったりする。

6/13

昼。
予てから約束していた友人とのランチ。
銀座シェ・トモにて。
白を基調とした店内が気に入っていて、たまに訪れるお店。
ランチを終え、銀ブラしながら途中マリアージュ・フレールに立ち寄り、延々とおしゃべり。

夜。
La Coccinelleへ。
友人は一度来たことがあるらしいこのお店は、スタッフの気配りがとてもよくて、居心地のいいお店だった。

6/14

NACK5の公開生放送の日。
大宮へラジオ収録へ向かう。
一緒に収録に向かったリーダーの松永がお肉の気分だったために焼肉へ行くことに。
この日はこの一食のみ。

6/15

7月から始まる全国ツアーの衣装の件で打ち合わせ。
目覚めてハーブコーディアルのローズを淹れ、パン。

夜。
作業を終え紅茶を淹れて読書。
夜食にすき焼き風うどんを作る。

6/16

ライブに向けての一日スタジオリハ。
酵素を摂取するべくフルーツ。
スタジオリハはとても楽しい。
やはり表現する人間が集まると、思いがけない化学反応が生まれるからだ。

夜。
リハを終えて、メンバーの松永、サポートの杉山さん、PAの宮崎さんと新宿三丁目の某所へもつ鍋。
ここはお気に入りのお店なので店名は秘密。
音楽談義に花が咲く。
明日はいよいよ新作のフラゲ日。

6/17

ニューアルバム「鬱くしい国」店着日。
タワーレコード渋谷店さんにご挨拶させてもらう。
なんとなく体調の悪さと、そわそわした気分が続いていたため、休むという意味合いも込めて病院へ点滴に。
この日初の食事だよ～

夜。
フラゲ日という事でゲンをかつぐために豚カツ。

6/18

ついに「鬱くしい国」発売！
この日はタワーレコード新宿店さんへご挨拶。
新作がお店に並ぶ光景は何度見ても嬉しい。
次の仕事までに時間があったので松永とルミネ1のベトナム・アリスへ。

その後徳間ジャパンにて雑誌取材を受け、帰宅途中に友人からCDを買ったとの連絡が。
近くにいたので一時間だけ合流することに。
忙しい気分の中一瞬のオアシス出現のような感覚に。
またもや安定のアフタヌーンティー。

6/19

この日はリリースイベント。
今回のアルバムの衣装を制作してくれた、原宿の「BabyDollTokyo」にて。
ファンと直に話せる機会は私たちにとってもとても重要。
今までのリリイベとは違う趣向でのイベントだったので、来てくれた人は楽しんでくれていたら嬉しい。
この日は朝フルーツを食べたのみ。

 

一週間の食生活を振りかえってみて
やはりリリース時期など忙しいときは外食中心になっていると思いました。
次回あるときは（あるのか？笑）私の華麗なる手料理特集をご披露したく思います。