生き方
私は祖母の代から3代続く江戸っ子であるわけだが、祖父と叔母は四国の愛媛県出身で、既に二人とも亡くなり、段々畑のその上の、海が見える見晴らしの良いお墓で、今も静かに眠っている。
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山野海の渡世日記
4歳(1969年)から子役としてデビュー後、バイプレーヤーとして生き延びてきた山野海。70年代からの熱き舞台カルチャーを幼心にも全身で受けてきた軌跡と、現在とを綴る。