「本当の『無理ゲー』って人生だよな」と、ちょっと黄昏れてみて、一首!岡本雄矢（ 主に“トホホ短歌”を詠む「日本に（たぶん）ただ1人の歌人芸人」）

歌人芸人・岡本雄矢さんのフリースタイルな短歌＆エッセイ集『全員がサラダバーに行ってる時に全部のカバン見てる役割』が評判上々。たったの31文字で、世界はこんなにも情けなく、こんなにもドラマチックに！「無理ゲー」も短歌になる！ 今日の #不幸短歌。

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【無理ゲーをはじめさせられ僕たちは終わりがいつかもわからないまま】

この前、雑誌を読んでいる時に、文章の中に「無理ゲー」という言葉を見つけました。

何年か前からSNSを中心に見かけるようになった言葉です。

「無理」と「ゲーム」が組み合わさった言葉で、もともとは、ゲームの難易度が高いことや、クリアするのが困難なゲームのことを指したりしていたようですが、いつのまにか、日常で無理、難しいと思った時にもよく使われるようになっていました。

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新刊『センチメンタルに効くクスリ トホホは短歌で成仏させるの』に続き、
『全員がサラダバーに行ってる時に全部のカバン見てる役割』が文庫に！
読めば読むほど、なぜか幸せな気持ちにしてくれる短歌＆エッセイをお楽しみください。