山形県「出羽桜」飲みやすく初めての日本酒におすすめ大西桃香（AKB48チーム8）

大西桃香さんが日本全国の日本酒を紹介するエッセイ『47の素敵な日本酒』 が好評発売中です。

発売を記念して、連載を再掲載！　今回は大西さん曰く、初めての日本酒にオススメの一本。おめでたい雰囲気の写真とともにお楽しみください！

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新年が明けました！！！

皆様、いかがお過ごしでしょうか！　大西桃香です！

 

新年明けましておめでとうございます！

嬉しいなあ～。

年が明けるとなんだか清々しい気分になりませんか？　寒いのは苦手なんですけど、年始の寒さはなんだか気持ちいい寒さに感じるんですよね（笑）。

皆さんはいつもどのような年始をお過ごしですか？　年明けだからといってお休みがない方も多いですよね。本当にお疲れ様です。

私も芸能のお仕事を始めてから、年末年始はありがたいことにお仕事させていただく機会が増えて、昔のようにのんびりとはいかないのですが、ただ、お休みの日があるとやっぱり、コタツに入ってみかん食べながらお笑い番組を見る、っていうド定番なことをしたくなりますよね。そんな風に過ごしていると、なんだか時がいつもよりゆっくり流れるような気がして。あの感覚が大好きなんです。

休めない方もいらっしゃるとは思いますが、それぞれが心休まる年始になりますように。

あ、あと実はこのエッセイの撮影の時におみくじを引いたんです！　おみくじっていくつになってもワクワクして心ときめきますよね～！

結果は……「末吉」でした。私よく凶を引くことが多いのでまぁまぁな結果！　でも内容的には全て良くありませんでした……。

そんな結果を吹き飛ばすぐらい……いや肝に銘じながら結果を吹き飛ばすぐらい（笑）！

今年も一年、頑張ることが出来たらいいな！

さて、エッセイ第24回、そして2023年一発目は山形県です。

山形県は多分行ったことがない……かな？　山形県といえばさくらんぼですよね！　以前もエッセイで書いたことがあるのですが、私、さくらんぼには少し特別な思い入れがありまして。

昔住んでいたおうちが割と敷地が広くて、お庭もめっちゃ大きかったんです。田舎ならではですかね（笑）。 そこに大きなさくらんぼの木があって。さくらんぼがなる季節になると脚立を用意して頂上に登って腰掛け、木になっているさくらんぼをそのまんま取って食べていました。今思えば贅沢なことしてたな～って思います（笑）。

おばあちゃんがまとめて取ってザルで洗ってくれた、ぴかぴかになったさくらんぼも大好きでした。またいつか昔やっていた贅沢食い、したいなあ～。

今回飲んでみた日本酒は、出羽桜 桜花吟醸酒です。名前にもラベルにも桜が入っていて素敵。パッと明るくてお正月にピッタリですね。

この日本酒はフルーティーな吟醸香、そしてふくよかな味わいが特徴だそう。

おちょこに注いで口元に近づけると、ふわっと優しく甘い、そして柔らかい香り。とっても香りがいいと言うか、口元に近づける前、びんの蓋を開けた時からいい香りがしていて、香りだけでも日本酒を楽しめる！

一口飲んでみると、香りとは反面に意外とスッキリ。淡麗さが感じられて重くなく、軽い口当たりでとっても飲みやすい。あんまりクセがないように思うので、初めての日本酒にもよさそう！

この日本酒には王道のお肴を合わせたい……。お刺身やカルパッチョ、白身魚をポン酢でさっぱりソテーにしたり……最高の組み合わせだと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました！

今回の日本酒

都道府県：山形県

酒蔵：出羽桜酒造

酒名：出羽桜　桜花吟醸酒（でわざくら　おうかぎんじょうしゅ）

酒質：吟醸酒

使用米：国産米

精米歩合：50％

アルコール度数：15度

大西さんによる朗読でもお楽しみいただけます

撮影：Sasaki Nobuyuki

この連載が本になりました！！

大西桃香さんが47都道府県の日本酒を紹介してきた本連載が書籍化しました！

タイトル：47の素敵な日本酒
発売日：2024年2月7日（水）
仕様：A5版並製／一部カラー／144ページ
定価：1500円＋税（税込1650円）
ISBN：978-4-344-04230-8

★通常特典：特製ポストカード1枚（全6種類）封入

詳しくは幻冬舎公式サイトのお知らせをご覧ください。