海外では、話しかけられるのを受け身で待つより、自分からきっかけをつかんだほうが日々が楽しく広がりそう。気になる相手を見つけた時に、声をかける定型の一言を知っておくとなにかと便利です。日常会話やビジネスにも応用可能な『英語が上手くなりたければ恋愛するに限る 究極のコミュニケーション181のフレーズ』(キャサリン・A・クラフト著/里中哲彦編訳)から、引き続きピックアップしてお届けします。
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カフェで〕
隣、空いてる? ご一緒してもいいですか?
Is this seat taken? Can I join you?
店内に気になる女性(男性)がいたら、このように声をかけます。
“join”は「加わる」ですが、“Can I join you? ”と言えば、日本語の「ご一緒してもいい?」になります。
Sure.
どうぞ。
Sorry, but I'm expecting someone.
こめんなさい。待ち合わせなの。
シチュエーションに応じて、このように答えます。
Mind if I sit here?
ここに座ってもかまわない?
これもよく耳にする表現ですが、Do you mind if I sit here?(もし私がここに座ったら、嫌がりますか?)の“Do you”が省略されたものです。「かまわない」のであれば、No, go ahead.(ええ、どうぞ)と応じます。
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〔カフェで〕
誰かを待ってるの?
Are you waiting for someone?
私の周りには、カフェや軽食レストランで、こんなふうに声をかけられたという女性がけっこういます。
Are you meeting someone?
誰かと待ち合わせ?
このようにたずねることもあります。
話しかけるほうは、相手がいるかどうかをまず気にします。そこで、話しかけられたほうは、
Yeah, a friend. Why?
そう。友だちをね。どうして?
No. I'm just hanging out.
いいえ。ただぶらぶらしてるだけ。
No. Are you going to keep me company?
いいえ。私の相手をしてくれるの?
などと応じます。
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〔カフェで〕
ねえ、ちょっと話してもいい?
Excuse me, can I ask you something?
英語ではこのように話しかけます。
日本人はこうしたとき、“Can I talk to you? ”と言ってしまいがち。これは、旧知の人に「話があるんだけど」と声をかけるときの表現です。
初対面の人に話しかけるときは、見出し文のように言ってもいいのですが、目を引いたもの、たとえば衣服や持ち物などをさりげなくほめるのもいいでしょう。
Hi. That's a cool jacket.
やあ、かっこいいジャケットだね。
こんな感じで気安く声をかける人もいます。
Hi. Those glasses look good on you.
やあ、そのメガネ、お似合いだね。
と、笑顔で話しかけます。笑顔で話しかけないと、相手は不審な人物だとみなして、無言で立ち去ってしまうこともあります。
英語が上手くなりたければ恋愛するに限る
出会いから別れまで、朝から晩まで。日常会話やビジネス英語に応用可能!究極のコミュニケーション181のフレーズ。