作家をしていると、「文章が読みやすい」とか「下手」とか、様々なことを言われる。実際、文章の上手い下手はひとつの物差しで測れるものではなく、人によって受け止めかたに幅がある。
私がびっくりしたのは、ある著書のAmazonレビューで「文章が下手! 東野圭吾とか、赤川次郎みたい」と書かれたことだ。これを見たときは腰を抜かすかと思った。けなしたいのか褒めたいのか分からないコメントだ(けなしたいのだろうけど……)。
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帆立の詫び状
原稿をお待たせしている編集者各位に謝りながら、楽しい「原稿外」ライフをお届けしていこう!というのが本連載「帆立の詫び状」です。