自律神経の名医・小林弘幸さんの新刊『「一番若い今日」を生きるための自律神経入門』より、今すぐできる自律神経を整える生活習慣をイラストでご紹介。
深い呼吸とため息で健康を呼び込む
呼吸は自律神経がコントロールしていて、交感神経が優位だと浅くて速い呼吸になります。1分間に20回以上呼吸をしていたら、交感神経が過剰になっているサインです。反対に深い呼吸には、副交感神経を優位にする力があります。具体的に、どのような呼吸をするとよいのか左ページで紹介します。ちなみに、ため息をつくことも自律神経を整えるのに有効です。最初に深く吐き出す分、酸素を多く取り込めるからです。ため息は幸せを呼び込むリカバリーショットなのです。
入浴がよい睡眠に導いてくれる
質のよい睡眠をとるためにできる、最も手軽かつ有効な方法はお風呂です。
入浴は、一日に区切りをつける儀式でもあります。もしかすると、コロナ禍であまり外にも出ていないから、お風呂に入る日もあれば入らない日もある、そんな生活を送っている人もいるかもしれません。だけど、一日の終わりにお風呂に入ることは、頑張った自分へのご褒美になります。こんな鬱々とした毎日の中で負けずに頑張っているのですから、ぜひ入浴で体と心を休めてあげてください。