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「一番若い今日」を生きるための自律神経入門

2023.03.21 公開 ポスト

コロナ禍で生じた不調、老いへの漠然とした不安を解消!

「就寝前は『3行だけ』日記を書く」自律神経が整う生活習慣。小林弘幸

自律神経の名医・小林弘幸さんの新刊『「一番若い今日」を生きるための自律神経入門』より、今すぐできる自律神経を整える生活習慣をイラスト入りでご紹介。

3行日記で気持ちをリセットする

私は毎週月曜日に神社へ行きます。
お参りをしながら、まずは一週間の反省をします。やるつもりだったのにできなかったことや、失敗したことなどについてです。大がかりなものではなく、財布を忘れたとかその程度の話です。

次に、これから先の一週間で、失敗を活かしてやるべきことや目標を立てます。これをすると、生活に区切りがつくように感じます。自分は今どこにいるのか? 本来いるべき場所からずれていないか? そんなことを考えながら自分に修正をかけていくイメージです。

高齢になると、日々に区切りをつける機会が乏しくなりますね。イベントがあるからこそ生活にメリハリがつき、自然と区切りが生まれるのに、イベントそのものが減る。しかも、コロナ禍によって孫や友人など他の人を介して得ていたイベントも減ってしまいました。だからこそ、意識的に区切りをつけていくことが非常に大切です。
とはいえ、神社にしょっちゅう足を運ぶのは、近くにない場合は難しいかもしれません。

でも、大丈夫。神社に行く以外にも生活に区切りをつける方法はあります。
それは日記を書くことです。
日記を書くという行為は、その日の幕を自分で閉じる儀式です。

生きていれば、悲しいことや悔しいこと、怒りがこみあげてくることなど、さまざまな出来事に見舞われます。そんな負の感情を吐き出して、「今日はもう終わり!」と幕を閉じる。

そうして、一日一日に区切りをつけて、気持ちをリセットしていく。それが、悪い流れを断ち切るとともに、明日の自分に活力を与えることにも役立ちます。しかも、ご紹介する日記の書き方は、私が自律神経を最大限整える観点から考案したものです。書くのはたった3行だけ。

この「3行日記」には日々のモチベーションを高める効果もあります。ぜひ取り入れてみてください。

関連書籍

小林弘幸『「一番若い今日」を生きるための自律神経入門』

コロナ禍で生じた不調、老いへの漠然とした不安を解消して、最後まで、元気で自分らしい人生を送りましょう。 今日から始められる、自律神経を整える生活習慣の基本。

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「一番若い今日」を生きるための自律神経入門

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小林弘幸

1960年埼玉県生まれ。順天堂大学医学部教授。日本体育協会公認スポーツドクター。自律神経研究の第一人者として、プロスポーツ選手、アーティスト、文化人へのパフォーマンス向上指導にかかわる。『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』『「これ」だけ意識すればきれいになる。自律神経美人をつくる126の習慣』『自律神経を整える「あきらめる」健康法』など、著書多数。

写真 ©Ichiro Kumada

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