「自分との約束」をスマホの待ち受け画面にしよう櫻庭露樹

お金、健康、恋愛、すべての幸せは「ご縁」で決まる。「ご縁」に恵まれるには、掃除、上機嫌、褒め上手を徹底しよう……。そう語るのは、登録者数17万人を誇る開運ユーチューバーで、実業家としても知られる櫻庭露樹さんです。そんな櫻庭さんの最新刊『天下無敵のご縁術』は、誰でも今すぐに実践できる開運法をまとめた究極作。スピリチュアルな世界に興味がある人はもちろん、人生を変えたいと思っているすべての人に読んでほしい本書から、読みどころをご紹介します。

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「継続すること」が一番難しい

何をやめるか、そして、口ぐせを変えることは自分との約束事です。人間は自分との約束をすぐに忘れる生き物ですから、一番難しいのは継続すること。最初は意識しないと中途半端で終わってしまいます。

結局は習慣にならなければ心は変わりませんから、人生も変わりません。運気の高い人はいい習慣をいくつも持っています。そんな人でも、最初は意識してやり始めたはずです。ただ違うのは、習慣にしようと思ったことを自分との約束事として守ったことだけなのです。

自分との約束を必ず守るという強い意志があればいいのですが、すぐに忘れて続かないんですという人には、私はいつでも意識できる方法をお伝えしています。

それは、自分との約束をスマホの待ち受け画面にすることです。あとは仕事で使うパソコンのデスクトップ画面に設定したり、大きめの付せんをディスプレイに貼り付けておくのもいいかもしれません。

とくにスマホは、現代人は1日に300回見ると言われていますから、嫌でも目に入ります。とくにルールはありませんから、自分がよく目にするところに書いておけばいいと思います。

 

約束事が多いと忘れてしまうので3つくらい出しておけばOKです。たとえば、「否定的な言葉は使わない」「元気よく挨拶をする」「笑顔でいる」と書いて、最低でもその3つは自分との約束として意識して1日を過ごすのです。

また、毎朝これを見て、今日1日どう過ごすのかを確認します。これが「1人会議」というもので、とても大事なことです。できれば書いたことを口に出して読むと、潜在意識に入り込みます。

そして夜寝る前に、「今日1日笑顔でいられたかな」「きちんと挨拶はできたかな」などと、もう一度、1人会議をするのです。

 

1人会議といっても、朝1分、夜1分でもいいのです。朝はこれから過ごす1日のための意識づけ、夜は確認することによっていろいろな気づきが生まれます。今日1日で何か気づいたこと、見るもの・聞くもの・会うものすべてが気づきですから、夜の1分の反省会だけでも習慣にすると人生が変わるのです。

そして3カ月も続ければこの3つの約束も習慣になっていることでしょう。そうしたら新しい習慣を3つ書き出してみる。そうすれば、あなたにとってのいい習慣がどんどん増えていきます。

いつその時が来てもいいよう準備する

さまざまな準備が整うと、さあこれで運気の高い人に出会う確率が高くなりました。準備ある者には宇宙からのメッセージが降りてきます。

たとえば、自分がなりたい姿が思い浮かばない人でも、準備をしておくと同じ波動の人に出会えるようになり現実に現れてくるものなのです。例えばひょんなことから「今度、こんな人が講演会をやるんだけど、一緒に行かない？」といったお誘いが来るなどのきっかけが訪れるのです。

普通はこういったきっかけが小さなサインとして日常生活に満ちあふれているのですが、準備ができているからこそ、そういったことに引き寄せられるのです。

そのサイン通りに素直にすぐに動くことを習慣とすれば、いつの日か必ず然るべきタイミングであなたの運命を変える人とのご縁がやってくるのです。しかし、運命の人に出会っていてもすれ違うだけで終わってしまう人もいます。

 

言い換えれば、出会うことができるだけでは意味がありません。会うこと自体が最終目標ではないからです。本当の目的は「出会うべき運命の人と仲良くなる」ことですから。

まずは出会えることが大前提ですが、そこで仲良くなれるかどうかはまったくの別問題です。自分が探し求めていた人に、運命の出会いをしたときには、相手にとっても自分が魅力的で、出会いたかった存在でなくては釣り合わないのです。

自分にとってすごく魅力的で憧れる存在に出会えたときには、相手にとって自分も同じように思ってもらえるような波動共鳴ができることが理想です。

つまり、その出会いをきっかけに、お互いに魂を高め合える存在である必要があるということなのです。

 

だから、波動の高い人と仲良くしたいのであれば、そのための準備が必要です。理想の運命の人に適う自分になるための小さな実践を積み重ねていきましょう。

今の自分では想像もつかない運命のその人に出会うのは、すべてがタイミング。そのしかるべきタイミングはいつやってくるかわかりません。ですから、いつその時が来てもいいように準備しておくのです。