運気を上げる「全捨離」のすすめ　使っていないモノは8割捨てよう櫻庭露樹

お金、健康、恋愛、すべての幸せは「ご縁」で決まる。「ご縁」に恵まれるには、掃除、上機嫌、褒め上手を徹底しよう……。そう語るのは、登録者数17万人を誇る開運ユーチューバーで、実業家としても知られる櫻庭露樹さんです。そんな櫻庭さんの最新刊『天下無敵のご縁術』は、誰でも今すぐに実践できる開運法をまとめた究極作。スピリチュアルな世界に興味がある人はもちろん、人生を変えたいと思っているすべての人に読んでほしい本書から、読みどころをご紹介します。

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モノを捨てて家の波動を上げる

家の波動を上げるためには、物を徹底的に捨てることです。言うなれば、使っていない物はすべて捨てる。私はこれを「全捨離」と言っていて、家の中の使っていない物の8割を捨ててみたらどうですか？　と提案しています。

なぜ8割の物を捨てるのか。これには主に3つの理由があります。

まず、家の中には気がめぐっており、物が多いとその気が循環しないからです。また、物であふれ汚いと邪気がうごめきます。つまり、気が循環しないばかりか運気まで下げてしまうのです。

 

2つ目は、物には魂が宿り波動というものがあり、大切に使われてこそよい波動を生み出すのですが使われず放置されたままだとマイナスの波動を発するからです。「なんで私を使ってくれないの？」と常に持ち主にメッセージを送っているのです。

でも、多くの人は捨てるのがもったいないと、使わない物を捨てられずにいます。それゆえに、使われない物は役割を果たせず、彼らから発せられるマイナス感情の波動が運気を下げていきます。

 

実は物にも輪廻というものがあり、使われず役目を果たせないよりも手離されて新しい使われる物に輪廻したいと思っているのです。

「物を大切にしなさい」と小さい頃から言われてきたと思いますが、それは大切に使う物に対してであって、使わない物は手離すくらいの気持ちでいるのがいいかと思うのです。

その使っていない物が、おそらく8割くらいあるはずです。全捨離では「8割の物を手離してみてはどうですか？」と提案しているのです。

神様は「執着」をもっとも嫌う

そして3つ目ですが、物への執着を神様は嫌うからです。これがもっとも重要です。

物を手離すのにはときには勇気が必要です。人はなかなか手離すことができないものです。

なぜ捨てられないのかという前に、家の中を今一度よく見渡してみてください。なぜ人は使わない物を平気で買ってしまうのでしょうか？　それは物欲から離れられないからです。

たとえば、アマゾンで買った物が家に届き、箱を開けてみると「あれっ、なんでこんなの買っちゃったんだろう」と思うことはありませんか？

以前の私がそうでした。夜中にサイトを見て、「これ欲しい」と購入ボタンをポチッと押してしまった結果です。そのときは欲しいと思っても、実際に家に届いたときには後悔したりします。

 

とくに物が多く、汚れた家などは邪気も多く入られやすいのです。人は物欲によってどんどん物を増やしていってしまうのですが、今度は物を捨てることができません。それが人間の持つ「執着」というものです。

これがもっともやっかいなもので、出家した僧が悟りを開くために修行する中で最終的に克服しなければならないのが、この執着といわれています。

そして、この執着をもっとも嫌うのが神様なのです。物を手離せないというのは執着ですから、執着が強い人には神様が味方してくれるはずもなく、当然、運気を上げるのが難しくなるのです。

 

「物を捨てる（執着を捨てる）→神様に味方される→運気が高くなる」

この順序にしたがって、まずは物を捨ててください。