“昔話をする”は“若い子が嫌うオジサン・オバサンの行動”に挙げられているのをよく見かける。まあ、そりゃあそうか。知らない時代の知らない話を意気揚々と喋られても、ねえ。「で?」って聞きたくなっちゃいますよね。私だって若い頃、ちゃんと大人の話を聞いていたか、と言われると怪しいですもん。でもね、気づけば今、やっぱり自分もそうなっておりまして。昔話、キライじゃない。ただどうでしょう? そんな昔話もその“昔”を共有した人とだったら“思い出話”、ですよね? 私は1997年にこのお笑いの世界に足を踏み入れてから、仕事を少しずついただきだした2010年までの12年間は、いわゆる“鳴かず飛ばず”状態。その頃のそんな私を何故だか呼んでくださった“恩人”の方々との再会が、ここのところ何度か重なりまして。そうなるともう、怒涛の“昔話”ラッシュです。
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