
暮らし術
今日でこの部屋ともお別れである。キッチン、リビング、バスルームと順番に忘れ物がないか点検し、最後に玄関脇の寝室に入った。西日に寂寥感を煽られつつクローゼットの最上部に手を伸ばすと、何やら紙包みが手に当たった。手が届くギリギリのところで、何やら硬質のものが包まれているらしい、と指先の感覚だけで判断する。
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