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3か月で英検準1級をとる!

2023.05.16 公開 ポスト

【対談】箕輪厚介×相佐優斗「英語一点勝負はあり?なし?最新の日本の受験事情とは」相佐優斗(クラウドEnglish塾長)

Amazon10部門+書店5店舗で学参部門売上げ1位を記録、発売後即重版も決定した話題の一冊『3ヶ月で英検準1級を取る!』。その著者・相佐優斗と編集者・箕輪厚介の対談が行われた。大学在学中に「英検専門塾クラウドEnglish」を立ち上げた教育業界の風雲児と、編集者・実業家・youtuberなど様々な顔を持つ出版業界の風雲児。異色のふたりが語る「これからの日本にとって必要な教育」とは? 前後編に分けてお送りする。

アカデミック主体の教育から社会情緒的教育へ

相佐 箕輪さんには、お子様がふたりいらっしゃいますが、教育において意識されていることはありますか?

箕輪 基本的には、子どもが好きなように決めさせているけど、仕事するようになった時に、海外向いて仕事している人の方がいいね。英語が武器な方が、絶対にいい。

相佐 確かにそうですね。最近は「お受験」をせずに、英語のみを武器にして進路を選択する子どもが増えています。箕輪さんは、学生時代はどのような進路を歩まれていたんですか?

箕輪 僕は中学受験をして中高一貫校に進学して、ほとんど部活しかしてなかったですね。小学6年生の頃が一番学力が高かったです(笑)。その後一浪して、早稲田に進学しました。

相佐 そうなんですね。ご自身と照らし合わせて、お子様の進路はどのように考えられてますか?

箕輪 無理やり中学受験させたいとかは考えていないですね。でも後悔はさせたくないから、ある程度の学力はつけさせておきたいかな。

相佐 そうですよね。実は僕自身も、ほとんど勉強せずに、推薦入試で早稲田に入ったんですよね。

箕輪 そうなんですか?

相佐 ええ。もともと帰国子女で、アメリカに6年間滞在していて。英検、TOEFLを取得し、英語資格を活かして早稲田大学に合格しました。それと高校時代、全国スピーチコンテストで優勝した経験も大きかったと思います。

箕輪 そんな受験の方法があるんですね。知らなかったです。

相佐 まだまだ知られていないですよね。実は今は、勉強で入るというよりも、個人の能力を活かした入試が主流になってきています。今、日本のトップの私大はAO推薦入試の枠を増やしてきているので、一般入試での進学がどんどん難しくなってきています。早稲田大学は、もう半数以上がAO推薦入試です。

箕輪 そうなんですか! 知らなかったです。

日本の受験は意味がない? 詰め込み教育からの脱却

相佐 受験において英語資格がかなり有利に使われるようになってきているので、もうゴリゴリ勉強する小学生も減ってきていて、得意を活かして進路を選ぶ風潮がきているように感じます。

箕輪 なるほどね。それって、根っこには何があるんですかね? 詰め込み教育からの脱却を望んでいるのか、国際的な人材を求めているのか?

相佐 どちらもあると思うんですけど、実際に僕の学生時代を振り返っても、推薦で受かった子の方が成績が良いんですよね。一方、一般で入った子は、入学がゴールになってそこから落ちて行っちゃうパターンは、結構ありますね。

箕輪 確かに、推薦だと、自己アピールをして入った手前、頑張ろうってなるんだ。

相佐 かなり受験のあり方も多様化してきているように感じます。今、海外の大学に行きたい子も多くて、親の意向であえて不登校にしているパターンもありますね。

箕輪 え、どういうこと?

相佐 小学1年生の子が、あえて学校に通わず、自宅で海外の大学の講義を受けさせて、その後、中学から海外のボーディングスクールに通わせて、経験を積ませることで、僕と同じように推薦で大学に入るようなパターンですね。なので、ただ単に勉強して受験する従来の形は、なくなっていくと思います。

箕輪 なるほどね。確かに、理にかなってるよね。

相佐 海外の大学は、AO推薦入試が主流なので、箕輪さんのお子様が受験する頃には、日本の受験方式もそっちによってくると思いますね。苦手を潰す教育ではなく、得意を伸ばす教育になってくると思います。

箕輪 なるほど、知らなかったです。みんな、それ、知ってるんですか?

相佐 いや、知らないと思いますね。

箕輪 ですよね。みんな、大手の塾に通わせてるイメージ。

相佐 そうですね。国公立とか目指すなら、全然いいと思います。ただ海外大学とか、早慶目指すのであれば難しいですよね。

箕輪 なるほど。相佐さんがされているクラウドEnglishは、推薦とか海外に進学するために必要な英語資格の取得をサポートしている塾ってことですね。

相佐 そうですね。僕自身の話でもあったように、英語資格を持っていると入試でかなり優遇されるので。入試方式によっては、一般でも使えますね。

箕輪 なるほど。ちなみに、クラウドEnglishは、何年生の生徒が多いんですか?

相佐 入試を控えた、高校2年生の生徒様が多いですね。あと結構、小学生の生徒様も多いです。反抗期前に、英検で英語力を身につけておけるので。

箕輪 確かに、小学生で英語を身につけておけば、中学高校が楽だよね。

相佐 そうですね。英語力としてもそうですし、ほとんどの入試で英語は必須になりますからね。

箕輪 うちの子の場合で言うと、インターもせっかく行ってたから、普通の中学受験の方が良さそうだけど、下の子は、普通の受験だと受けられない性格だから、英語一点勝負の方が現実的かな。選択肢としてはかなりありだね。

相佐 小学5年生までに、英検2級から準1級を取得して、プラスで課外活動をしておけば、進路の選択肢がかなり広がると思います。

箕輪 なるほど。でもうちの子はまだ小学2年生だからかなり早いよね?(笑)

相佐 いえいえ、小学1年生で英検準1級に合格している子もいますから、全然大丈夫ですよ。

箕輪 そうなんだ! なら全然目指せますね。ちなみに、授業は週に何回ですか?

相佐 週に1回~2回、で受けられる方が多いですね。

箕輪 めっちゃいいじゃん! 先生は日本人?

相佐 そうですね。みんな、英検1級相当を取得してる準日本人の先生です。

箕輪 いいね。じゃあもうクモンとかやめていい、ってことね。英語に振り切った方が、子供の負担も減るし、効率的でいいよね。クラウドEnglishに通わせようかな。

関連書籍

相佐優斗『3か月で英検準1級をとる!』

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3か月で英検準1級をとる!

一般入試よりも推薦型・総合型選抜で大学に入る生徒の方が多い時代。その中でも「英検」は最もコストパフォーマンスの高い戦いです。英検さえとっていれば早稲田、GMARCHをはじめ、科目試験を受けずに入れる大学も多いからです。そんな「現代の英検」とは何なのか。そして「3か月で合格」を次々成し遂げている「クラウドEnglish」の極意を解説します。

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相佐優斗 クラウドEnglish塾長

2000年、富山県生まれ。 早稲田大学社会科学部在学。 幼少期、親の転勤によりアメリカ・オハイオ州に6年間滞在。英検®取得後、TOEFL®95点を取得。英語資格を活かし 早稲田大学社会科学部に合格。 また、高校時代、全国スピーチコンテストで優勝。その後、自身の英検®受験にまつわる経験を通して、全 国の生徒に高いレベルの教育を届けたいとの思いから、 大学2年生時、英検®特化塾クラウドEnglishを創業。

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