6月16日金曜日午前10時30分。私は、美容室に行った。しかもだいぶ前に“予約”をして行ったのだ。元々年に一度くらいしか美容室に行かない私。それも毎年単独ライブ前のストレスピークになる5月に、通りすがりの美容室に行ってバッサリ切るのがお決まりで。お化粧もしない上に髪の毛にも気を使わず、年々強くなるくせ毛を“ウェービーヘア”と称して自由にさせてまいりました。若い頃に自分の中で良しとしていた“自然体”を完全にはき違えた、超がつくほどの“サボり魔”である。それが昨年の春、仲良し大久保さんのサラサラヘアに憧れ、「毎月とは言わず数か月に一度、無理でも半年に一度は美容院へ」と心に決めた、はずだった。その時は本当にそう思ったんです。でも“三つ子の魂百まで”とはよく言ったもので、人はそう簡単に変わらない。昨年夏、膝の手術で入院する前にしばらくシャワーも入れないだろうから短く切りに行ったので“半年に1回”ペースになったっちゃあなったんですけどね。でも“必要に駆られて”で、別に“髪の為”でもなかったですから。今年もライブ前、5月あたまに切りに行きました。そんな私が翌月16日に再び美容室に行ったのには、大きなきっかけがあったのです。
ここから先は会員限定のコンテンツです
- 無料!
- 今すぐ会員登録して続きを読む
- 会員の方はログインして続きをお楽しみください ログイン