
生き方
臨床心理士の東畑さんの著作を紹介するのは二度目になる。臨床心理学と聞くと、難しい内容かと思われるかもしれないが、前書『居るのはつらいよ』と同じように、本書も難解とは程遠い内容だ。私自身、妊娠出産と集中力が途切れがちな時期に、週刊誌連載を毎週楽しんでいた。
軽快な文章で書かれるのは、もちろん心理学にまつわる話だ。だが、それはすべて誰かの「心」の話でもある。著者自身、そして一緒にいた誰か、そしてカウンセリングを行う著者のもとを訪ねてくる相談者(クライエント)の心。それらの人々はなにも特別な理由があって(例えばいじめられたり、浮気されたりして)心が傷つけられたわけではなく、日常で起きた些細な事を理由にカウンセリングに足を運んでくる。
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