日本の女性たちに内面から輝き、美しくなる方法を提唱しつづける栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさん。11月13日は、幻冬舎大学「年をとるのが怖くなくなるエリカ・メソッド」講座の最終回「自信とポジティブさの身につけ方~人生を楽しむためのマインドセットとは?」が開催されます。その前に、テーマに関連した『自信という最上のドレスの手に入れ方』の試し読みを再掲。たくさんの方のご参加をお待ちしています。
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ミス・ユニバース・ジャパンで8年間、公式栄養コンサルタントとして世界基準の美を支え続けてきたエリカ・アンギャルさんの新刊『自信という最上のドレスの手に入れ方』が発売になりました。心に響くメッセージが早くも好評の本書から一部を抜粋してお届けします。
自信こそが女性を最も美しく見せるオーラになる!
第一印象は、最初のわずか7秒でほぼ決まってしまうという研究結果があります。相手に良い印象を与えるために、あなたなら何を頑張りますか? 洋服? メイク? アクセサリー? もちろんそれらも役立ちますが、最も効果的なのはその人が醸し出す「自信」です。
例えば、ある女性に初めて会って、後でその人の印象を語る時、英語で言う“She seems confident!”は、「彼女、自信があって魅力的ね!」という最上級の褒め言葉になります。しかし、日本の皆さんには、「自信があるように見える」は、「彼女、自信満々ね」と少し違った印象に聞こえてしまうかもしれません。英語の“Confidence”(自信)は、決して“Arrogance”(傲慢)ということではなく、自分を受け入れ、自分らしくいられる人が醸し出す自然体の雰囲気を表現しているのだと思います。
アメリカ人の約3分の2が、「自信を持っている人」=「魅力的な人」と答えたという調査結果があるほど、「自信」という輝きに満ち溢れた人、自分らしく自然体でいられる人は、男女かかわらず、相手に魅力的な印象を与えるのです。
これまで、たくさんの女性を見てきましたが、日本人女性のファッションのレベルやメイクの完成度、肌の美しさ、細部へのこだわり、繊細な美意識は、世界一だと私は思っています。しかし、ほぼ完璧に見える美しい絵画のパズルの中で、たったひとつだけ、足りないピースがあることに気が付きました。それが、この“Confidence”(自信)です。
各国の高校生に「自分に価値があると思うか」という質問をした調査があります。「そう思う」「まあそう思う」と答えた人は、アメリカでは89%、中国では87%、韓国では75%と高い割合だったのに対し、日本では36%という低い数値にとどまったそうです。常に謙虚であることは日本人の素晴らしい美徳だと思いますが、それだけでは説明できない、日本人の自信のなさを表しているようで、とてもショックを受けました。
「自信」を持つということは、自分が誰かより優れていると思うことではありません。自分と向き合い、あるがままの自分を受け入れ、自分が自分でいることに心地よさを感じ、自分のことを好きでいる状態のことです。
この本では「自信」を持つための具体的なエクササイズをご紹介します。急に自分の気持ちを変えるのは難しいと思うかもしれませんが、どんな些細なことでもいいのです。少しずつでも小さな「自信」を積み重ねていくことで、それが「自分が自分でいることの自信」になり、どんなに高価なドレスよりも、あなたを美しく、魅力的に見せてくれるオーラになるのです。
日々口にする食べ物が身体に影響を与えるように、日々の思考があなたの気分に影響を与え、さらには未来の幸せや自己評価をも左右します。この本では、身体のために食べ物を賢く選ぶように、あなたの心に栄養を与える〝思考〟を手に入れる方法について、お話しさせていただきたいと思っています。
「自信」を持つことは、幸せへの第一歩。日本の女性の皆さんが、フィジカルな美しさだけでなく、メンタルな美しさも手に入れて、さらにハッピーな毎日を過ごせるよう、願いを込めて──。
エリカ・アンギャル「年をとるのが怖くなくなるエリカ・メソッド」
11/13 14時~15時半:自信とポジティブさの身につけ方~人生を楽しむためのマインドセットとは?
3回連続講座の最終回です。最後だけのご参加も大歓迎です。詳細・お申し込みは、幻冬舎大学のページをご覧ください。