生き方
ただいま舞台「赤ひげ」。絶賛稽古中である。
この作品はご存知、山本周五郎が書いた小説『赤ひげ診療譚 』を元にしたもので、江戸時代に幕府が設置した無料の医療施設、小石川養生所の医長〈赤ひげ〉こと新出去定を中心に、若き医師とそれを取り巻く貧しい市井の人々の物語。
私の役はこの小石川養生所で働く下働きの女中お常である。
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山野海の渡世日記
4歳(1969年)から子役としてデビュー後、バイプレーヤーとして生き延びてきた山野海。70年代からの熱き舞台カルチャーを幼心にも全身で受けてきた軌跡と、現在とを綴る。