「自信がない」「すぐ凹む」「自分を責めちゃう」「いつも不安」……。人生が思うようにいかないのは、幼少期に身につけた無意識の「心のクセ」=メンタルノイズが邪魔をしているからです。『自己肯定感低めでもうまくいく「心のクセ」読本』では、人気心理カウンセラーの山根洋士さんが、18種類のメンタルノイズをマンガでわかりやすく解説。
このたび、本の発売を記念して10月13日(金)にトークイベント開催が決定いたしました。山根先生に直接お悩みを相談できるチャンスです。会場でもオンラインでも、みなさまのご参加お待ちしています。
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小さい頃に苦労していたお母さんを見て「お母さんみたいには絶対にならない」と思っていたはずなのに、気がついたらお母さんと同じ状況になっている……。そんなときは「お母さん見下しノイズ」を疑ってみましょう。
お母さんだけではなく、お父さんに対してノイズが生まれることもあります。
【ノイズの特徴あるある】
・専業主婦で苦労していた母親を反面教師に就職したもののうまくいかない
・ 母親と同じように、気がついたら自分も問題のあるパートナーばかりを選んでいる
・「お母さん(お父さん)みたいにならない」を人生の基準にしている
なりたくないはずのお母さんに似てしまうのはなぜ?
頭では嫌だと思っているはずなのに、気がつくとお母さん(お父さん)と同じ道を辿ってしまう……。これには「禁止命令」という心の働きが関係しています。
禁止命令とは、何かを強く禁止されると、禁止された行動に対する欲求が高まる心の仕組みのことです。
実際にニューヨークの清掃会社の広告で「街にゴミを捨てないでください」と「ゴミはゴミ箱に捨てましょう」の二つの標語を貼り出したときに、前者の場合は街が汚くなったという事例もあります。
「お母さんみたいになりたくない」と思っている人は、自分をこの禁止命令という暗示にかけている状態です。なりたくないと思えば思うほど、本人の意に反して親と同じ行動をしてしまうのです。
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山根洋士「〈自己肯定感〉の悩みにお答えします~『心のクセ』を直して理想の人生を手に入れよう~」
10月13日(金)19時30分より、会場&オンラインにて開催いたします。人気心理カウンセラーの山根洋士先生が、「心のクセ」=メンタルノイズにまつわる悩みにお答えします。詳しくは、幻冬舎大学のページをご覧ください。
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自己肯定感低めでもうまくいく「心のクセ」読本
「自信がない」「すぐ凹む」「自分を責めちゃう」「いつも不安」……。人生が思うようにいかないのは、幼少期に身につけた無意識の「心のクセ」=メンタルノイズが邪魔をしているからです。『自己肯定感低めでもうまくいく「心のクセ」読本』では、人気心理カウンセラーの山根洋士さんが、18種類のメンタルノイズをマンガでわかりやすく解説。その中から代表的なメンタルノイズをみなさんに紹介します。
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