大磯の伝統的な火祭り「左義長」が今年も無事に執り行われました。砂浜に9つの大きな炎が勢いよく立ち上ると、一年が動き出した感があります。点火する9つの”サイト”は地域ごとでつくっているので炎の周りには自分の町内のひとたちが自然とやって来て、「おひさしぶりです」「今年もよろしくお願いします」などの挨拶が交わされます。年中行事には儀式としての意味がもちろんありますが、定期的にみんなで顔をあわせる機会を設けているという側面があるんだなって思いました。左義長の火で焼いた団子を食べると無病息災で一年を過ごすことができるという言い伝えがあり、炎が少し弱まった頃を見計らって長い竹の先に吊るした団子をおのおのが焼き始めます。その際も竹の長さや団子の焼き方などにひとそれぞれの工夫があって話の花が咲くことになります。今回は帰宅の道すがらにおいしい焼き方を教わったので、もう今から来年の左義長が楽しみになりました<´ `
* * *
〜大磯でのんびり営業中〜
At GALLERY N’CAFE
エーティーギャラリーアンドカフェ
255-0003 神奈川県中郡大磯町大磯1857