ピラティスにクッションを使うメリットは「ラク」、つまり運動強度が下がることと、「しっかり効く」、つまり狙いどおりに鍛えられること。
姿勢アナリストでパーソナルトレーナーのKAORUさんの新刊『クッションピラティス 内ももを締めれば勝手にやせる!』の内容から、クッションがもたらす効果をわかりやすい写真とともにご紹介します。
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クッションピラティスが誰でもできるのはナゼ?
1 そもそもピラティスが難しい理由
- ひとつのエクササイズで意識すべき箇所が多い
- 身体が硬くて指示どおりに動かせない
- 運動強度が高くて呼吸と連動させる余裕がない
- 骨盤底筋を意識するのが難しい
→それ全部、リリースとクッションで解決できますよ!
2 まずはリリースで関節の動きをよくする
ピラティスのやりづらさの根幹は、硬くなった筋肉が、動きと意識の邪魔をしているせい。
準備運動として筋膜リリースをしっかりおこなうことで、ピラティスは格段にやりやすくなるのです。
3 クッションで補助すれば正しく身体を動かせる!
クッションがあれば内ももを締める意識を持つことができ、骨盤底筋にしっかりアプローチできます。
セットポジションの補助になるので負荷が下がり、驚くほど身体を動かしやすくなります。
体重よりも身体のラインが美の秘訣 正しい姿勢を目指そう!
クッションピラティスで目指すのは、体重を減らすことではなく、身体のラインを美しく整え、機能を最大限に発揮できるようにすること。
とはいえ関節のつまりが取れて動かしやすくなれば活動量が上がるので、体重もおのずと落ちていきますから心配はいりません。
では、目指すべき美しい身体のラインとはどんなものか? それは正しい姿勢です。
今の姿勢を簡単セルフチェック!
[やり方]スマホのカメラのタイマー機能を使うなどして、横向きの全身写真を撮ります。重心線から5つのポイントがずれていないかをチェック。
ヘルスケアの世界には正しい姿勢の定義があり、耳たぶ(耳垂)、肩峰(肩の出っ張った骨)、大転子(股関節の出っ張った骨)、ひざの中央、外くるぶし、これらが一直線上にあるのが正しい立ち姿勢です。
骨格、筋肉、関節、内臓などすべてが本来の定位置に戻り、その機能をじゅうぶんに発揮できるようになります。血流やリンパなどのめぐりも改善し、身体が引き締まり、ボディラインが整っていく姿勢です。
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2024年2月21日発売の『クッションピラティス 内ももを締めれば勝手にやせる!』(KAORU著)の最新情報をお知らせします。