4月13日、鈴木綾さんとひらりささんがスウェーデンの漫画『21世紀の恋愛』を課題図書に「私たちに恋愛は必要なのか」を語り合います。開催を前に、綾さんによる感想が届きました。
「恋に落ちる」はなぜ難しいのか?
この世の中には「永遠のテーマ」と言われているものがいくつかあります。
神は存在するのか。宇宙には終わりがあるのか。死後の世界はあるのか。そして、レオナルド・ディカプリオはなぜ若い女性と付き合っては別れを繰り返すのか。
この最後の質問を糸口に、スウェーデン人の漫画家、リーヴ・ストロームクヴィスは、その著書『21世紀の恋愛 いちばん赤い薔薇が咲く』で21世紀における恋愛を考える。たった160ページで、ストロームクヴィスはスラヴォイ・ジジェクからビョンチョル・ハンまで様々な哲学者や歴史人物を引用しながら、どうして恋愛しにくい時代なのか、を考える。中身は深いが、漫画だから読みやすい。
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月が綺麗ですね 綾の倫敦日記
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