伝説の家政婦としてテレビでも大人気! タサン志麻さんの最新刊『志麻さんのレシピノート』が発売されました。志麻さん初となるイラストによるレシピブックです。本書のなかから、今日の晩御飯にピッタリな一品をご紹介します。
4月12日(金)には、本書の発売を記念して六本木蔦屋書店でトークイベント&サイン会を行います。みなさまのお申し込みをお待ちしています!
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きのこのエスカルゴバター焼き
にんにくとパセリの香りが食欲を誘って一人でぜんぶ平らげてしまいそう
SHIMA's note
エスカルゴバターはもともとフランスのブルゴーニュの郷土料理「エスカルゴ」に使われていたものだけれど、フランス人もきのこや魚介のソテーに使ったりバゲットにのせて焼いたりして、リッチな風味を楽しんでいる。
材料(2 人分)
しいたけ……2 パック
エスカルゴバター(作りやすい分量)
バター……100g
パセリの葉……30g
にんにく……1かけ
玉ねぎ……大さじ1
(細かいみじん切り)
塩……2 つまみ
こしょう…… 適量
作り方
1 エスカルゴバターを作る。バターは室温にもどして柔らかくする。パセリは汁が出るまで細かくたたくと、緑が鮮やかに出る。にんにくはすりおろす。材料をぜんぶ合わせて、パセリの色が全体になじむまでよく混ぜる。
2 しいたけは石づきを取り半分に切り、グラタン皿に入れて1を1/3 量散らし、230 度に予熱したオーブンで約10 分、バターがしっかり沸いてうっすら焼き色がつくまで焼く。
パセリとにんにくは、ミキサーで刻めば楽。水分が出るまでまわして、ボウルに移して他の材料と混ぜる。
mémo
・ここで使うエスカルゴバターは作った量の1/3。残りは炒めものに使ったり、ステーキにぽんとのせてソースにしたり、フライのタルタルにしたりといろいろ使える。冷凍もできる。
・オーブンの代わりにオーブントースターや魚焼きグリルでもいいし、フライパンで作るときは、油で焼いてからエスカルゴバターをからめる。
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作ってみました!
バターさえ作ってしまえば、あとはオーブンにお任せでとっても簡単です。よく冷えた白ワインのお供にぜひ。
残ったバターはラップに棒状にしてくるんで冷凍し、使いたい分だけカット。サンドイッチにぬったら絶品でした!
志麻さんのレシピノート
2024年3月27日発売の『志麻さんのレシピノート 何度でも作りたい、食べたいフランスの家庭料理』(タサン志麻・著)の試し読みをお届けします。